23日、フランスのパリで開催されるテニス4大大会の一つ、全仏オープンの女子シングルス予選2回戦が行われ、奈良くるみ(21歳)がアンナ・カロリナ・スカミエドロバ(18歳、スロバキア)に5-7、2-6のストレートで敗退した。世界ランク147位の奈良は、今大会の予選に出場した日本勢で唯一2回戦に進出していた。
この日の奈良は試合を通して78%の確率でファーストサーブを決めたものの、そのうちポイントに結び付けられたのはわずか45%にとどまった。また第1セットに3度、第2セットに1度のブレークに成功したが、スカミエドロバに7度のブレークを許すなどサービスキープに苦しみ、1時間41分で敗れた。
今シーズンはトップ100の選手からも勝ち星を挙げている奈良は、2回戦に進出した2010年のウィンブルドン以来、グランドスラム本戦からは遠ざかっている。
この結果、今大会の女子シングルス本戦に出場する日本勢は、森田あゆみ(23歳)、クルム伊達公子(42歳)、土居美咲(22歳)の3人となった。
全仏オープン2013
女子シングルス予選
2回戦
○アンナ・カロリナ・スカミエドロバ(スロバキア) 7-5 6-2 ●奈良くるみ
1回戦