フランスのパリで開催されていた全仏オープン。大会13日目の7日に行われた車いすテニスの男子ダブルス決勝で、第1シードの国枝慎吾/ステファン・ウデ(フランス)組が、第2シードのゴードン・レイド(英国)/ロナルド・フィンチ(オランダ)組を3-6、6-4、[10-6]の逆転で撃破、国枝個人としては通算5度目となる全仏ダブルス制覇を果たした。
シングルスでは世界ランク1位の国枝と同2位のウデ。二人はこのダブルス決勝の数時間前にシングルス決勝で対戦しており、ファイナルセットのタイブレークまでもつれる2時間57分の大接戦を繰り広げたばかりだった。
第1セットは3-3からレイド/フィンチ組に3ゲームを連取され、リードを許した国枝/ウデ組だったが、第2セットに入ると序盤から3-1とリードを奪い試合の主導権を奪い返しセットオールとすると、チャンピオンシップ・タイブレークでは一気にレイド/フィンチを突き放し4本のマッチポイントを握ると、2本目でタイトルを決めた。
この勝利で国枝は2010年から今大会ダブルス4連覇を達成、2010年は今年と同じウデとともに優勝している。またシングルスでは、2007年から4連覇を果たしている。
※写真は、シングルスとダブルスのプレートを掲げる国枝慎吾、クリックで拡大
Photo by Hiroshi sato
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