全仏オープンが開催されているパリは、芸術の都とも呼ばれています。そして、大会の会場内に芸術性を兼ね備えたローラン・ギャロス博物館があるのをご存知でしょうか?

この博物館では、かつての名選手が使用してきたラケットやウエアが展示されているほか、テニスの原型となったスポーツ「ジュ・ド・ポーム」発祥の地であるフランスらしく、テニスの歴史上で貴重な展示が盛りだくさん。今大会のスタジアム名にもなっているスザンヌ・ランランほか、競技テニスの黎明期に活躍した名選手たちに関する展示も人気のようです。

展示内容もさることながら、博物館全体から芸術の都の誇りが垣間見えますね。