19日、女子テニスの最新世界ランキングが発表され、森田あゆみ(23歳)は先週から2ランクアップの52位、クルム伊達公子(42歳)は先週と変わらず63位となった。森田とクルム伊達は先週、アメリカのシンシナティで行われたウエスタン&サザン・オープンの予選に出場していたが、両者ともに予選で敗退していた。

ウィンブルドン後、予選も含めて1勝5敗と勝ち星に恵まれていない森田だが、今週開催されているプレミアレベルのニューへイブン・オープンでは予選3試合に勝利し、見事、本戦出場を決めている。この大会は、26日から開幕する全米オープンに向けて最後の調整の場となる。一方のクルム伊達は、すでにニューヨーク入りしており、会場で調整を続ける。

この他の日本勢では、土居美咲(22歳)が前週から1つ上げて92位、続いて奈良くるみ(21歳)が109位、尾崎里紗(19歳)が200位としているほか、ユニバーシアードで金メダルを獲得した石津幸恵(20歳)が先週と変わらず自己ベストとなる205位を維持している。

ダブルスのランキングでは、クルム伊達が自己最高に並ぶ33位となり、1996年の引退前の記録に追いついた。今年のウィンブルドンでベスト4の好成績を残した青山修子(25歳)は34位につけている。

上位陣では、1位のセリーナ・ウィリアムズ(31歳、米国)、2位のビクトリア・アザレンカ(24歳、ベラルーシ)、3位のマリア・シャラポワ(26歳、ロシア)、4位のアグニエシュカ・ラドワンスカ(24歳、ポーランド)らに順位の変動はなかった。

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