テニスのグランドスラムである全米オープンは大会3日目の28日、ミックスダブルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(42歳)/ダビド・マレーロ(33歳、スペイン)組が、鄭賽賽(19歳、中国)/ルーカス・ドロウヒー(30歳、チェコ)組と対戦、第1セットを落としたものの、2-6、6-0、[10-4]の逆転で勝利、2回戦に駒を進めた。
今年のウィンブルドンでもペアを組んでいたクルム伊達とマレーロ。この日の第1セットは5本ブレークチャンスがあったものの1度もブレークできず、逆に相手に2度のブレークを許してしまう展開となり、24分でセットを落としてしまう。
しかし第2セットに入るとファーストサーブが決まらなくなった相手に1度もサービスキープさせず、わずか17分でセットを奪取。10ポイント先取のスーパータイブレークでは、第2セットの勢いのままにクルム伊達ペアが相手を圧倒、鮮やかな逆転勝利で2回戦に進出した。
クルム伊達とマレーロは今年、ウィンブルドンのミックスダブルスに第14シードとして出場、その時は3回戦に進出していた。またクルム伊達は、今大会では女子ダブルスにもエントリーしているが、1回戦で第2シードペアを対戦する厳しい組み合わせとなった。
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※写真は、試合後にベンチで談笑するクルム伊達とマレーロ
写真/佐藤ひろし