女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープンを特別協賛する東レは27日、有明コロシアムで記者会見を行い、2014年以降も大会を継続して開催していくことを発表した。現在のツアー大会開催権を持つ会社からの開催権の貸与期間が今年いっぱいで終わるため、東レPPOは今年で30年の歴史に幕を下ろす可能性があったが、別の大会の開催権を貸与することで存続することとなった。
東レPPOはこれまで「プレミア5」という女子テニスツアーでもトップクラスのカテゴリーで開催されていたが、来年からは「プレミア700」というカテゴリーになり、賞金総額もこれまでの236万9000ドルから79万ドルに減額の見通し。またシングルスのドローサイズも、現在の56から28へと半減する。
大会の開催時期も変更となり、来年はこれまでよりも1週早い9月の第3週の開催となるが、会場は変わらず有明コロシアムを予定している。