7日、大阪の靱テニスセンターにて開催されている世界ツアー大会、HPジャパン女子オープン(ハードコート)の大会初日、女子シングルス1回戦とダブルス1回戦が行われた。

主催者推薦枠での本戦出場となった世界ランク87位の奈良くるみ(21歳)は、同75位のカロリン・ガルシア(19歳、フランス)と対戦し、6-3、6-2のストレートで快勝。2回戦進出を決めた。奈良がHPオープンで初戦を突破するのは、2009年以来となる。

2回戦で奈良は、昨年のHPオープンの優勝者、同92位のヘザー・ワトソン(21歳、英国)をストレートで下して2回戦に進出した同48位のモニカ・ブイグ(20歳、プエルトリコ)と対戦する。

同じく1回戦に登場した、同75位の土居美咲(22歳)は、同89位のシルビア・ソレルエスピノサ(25歳、スペイン)と対戦し、6-1、6-2のストレートで快勝した。


2回戦で土居は、同54位のクルム伊達公子(43歳)と、同42位のローラ・ロブソン(19歳、英国)の勝者と対戦する。

またダブルス1回戦では、クルム伊達公子(42歳)/シャネル・シェパーズ(29歳)組が、第1シードの、ラケル・コップスジョーンズ(30歳)/アビゲイル・スピアーズ(32歳)組と対戦したが、3-6、4-6で敗退した。

HPオープン

シングルス
2回戦

奈良くるみ[WC] vs モニカ・ブイグ(プエルトリコ)

1回戦

奈良くるみ[WC] 6-3 6-2 ●カロリン・ガルシア(フランス)
土居美咲 6-1 6-2 ●シルビア・ソレルエスピノサ(スペイン)

※写真:上段、2回戦進出を決め笑顔を見せる奈良くるみ、クリックで拡大
下段、ガッツポーズを見せる2回戦進出を決めた土居美咲、クリックで拡大