8日、男子テニスツアーの上海マスターズはシングルス1回戦が行われ、予選を勝ち抜き本戦出場権を獲得した添田豪(29歳)が初戦に臨んだが、第15シードのニコラス・アルマグロ(28歳、スペイン)の前に6-7(5)、2-6のストレートで敗退した。
先週行われた楽天ジャパンオープンでは錦織圭(23歳)を破るなどベスト4に進出する活躍を見せていたアルマグロに対し、添田は第1セットであった2本のブレークピンチを切り抜け、タイブレークに持ち込んだものの、最後はアルマグロに振り切られセットダウンとなる。
第2セットを取り返したい添田だったが、リターンゲームで獲得したポイントはダブルフォルトでの1本にとどまるなどアルマグロのサービスゲームを攻略できず、逆にサービスゲームでは2度のブレークを許してしまうと、1時間13分での敗退となった。
世界ランキング119位の添田は、楽天オープンでは1回戦で同ランク11位のミロシュ・ラオニッチ(22歳、カナダ)と対戦。ストレート負けを喫したものの、第2セットではタイブレークに持ち込む接戦を演じていた。