12月11日、12日の2日間、「三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿に」て開催される『Yoshi’s CUP』の前日ミーティングが行われ、この大会開催の意味や、将来望むことについて、大会ディレクターである西岡良仁が、出場ジュニアを前に語った。

「まず、会場では大きな声で挨拶をしてください。この大会は多くのスポンサーの方と協力してくださる方の熱意のもとに開催される大会です。食費、交通費、宿泊費が出され、優勝者には報奨支援金が渡されるという、本来ならありえない高待遇の試合であることに感謝の思いを持ってほしい」と話し、開催までの道のりについて語る。

さらに、自らが初めて下部組織のITFフューチャーズに出場したのが15歳で、初優勝したのが17歳だったことを例に挙げ、「なぜこの大会を16歳以下にしたのかというと、この時期にどれだけこのレベルで揉まれるかが重要で、個人的にはみんなの年代からジュニアではなく、早くフューチャーズに挑戦して欲しかった」とその意図について説明した。

その後、プロとしてツアーを回るにあたり、どのような大会に出場し、どうポイントを稼ぐか、それにかかる年数などについてレクチャーするとともに、賞金額や、生活ができるかどうか、というところにまで話は及んだ。

今回、優勝者には報奨支援として、上限100万円、西岡個人が独自の目線で選ぶ西岡賞は、上限50万円が補助されることになっているが、これについては「覚悟が必要」と話す。

「このお金をどう使えるかがすごく重要。自分はプロになってもらえた契約金を全部使い切った。遠征、トレーナーなど、使い道は色々あるが、自分が強くなるために投資できるかどうか。それくらい全部をかけてやれるかどうか。生半可な気持ちでやっていると、時間ばかりかかるだけ」

出場する選手たちは、すべて西岡本人が選抜したという、日本テニス界にはなかった全く異色の大会。「今後はフューチャーズのワイルドカードも出せるようにしていきたい」と世界へ通じる道を作るべく、新しい取り組みがスタートした。

大会の様子は、西岡のYouTUBEチャンネルで放送される。

【大会スケジュール】
2021年12月11日(土)
10:00〜10:30 : 開会式
10:30〜17:00:試合

11日の対戦表

2021年12月12日(日)
10:00〜17:00:試合
17:00〜17:30:表彰式/閉会式

【報奨支援について】

優勝:海外遠征費・キャンプ費などを補助(上限100万円)
西岡賞:海外遠征費・キャンプ費などを補助(上限50万円)※西岡が独自の目線で選定。

■Yoshi’s CUP公式サイト:http://yoshihito-nishioka.com/yoshis-cup/

取材・写真/保坂明美