プロテニスプレーヤー西岡良仁が主催する『Yoshi’s CUP』の1日目が12月11日(土)、「三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿」にて開催された。
この日は出場者8名を2グループに分けたラウンドロビン(総当たり)戦が行われ、1セットマッチながら長いデュースやタイブレークなど、白熱した展開が繰り広げられた。
Aグループでは第1シードの松岡隼(桜田倶楽部)が2つのタイブレークを制し、3戦全勝、大岐優斗(佐土原高校)が2勝1敗で続き、決勝トーナメントへ進出となった。第3シードの本田尚也(文星藝術大学付属高校)と山本夏生(相生学院高校)は順位決定トーナメントへ回る。
Bグループは第2シードの眞田将吾(四日市工業高校)が地元で戦うプレッシャーからか、持ち前の伸び伸びとしたストロークを発揮できず、3敗を喫して下位トーナメントへ。唯一の中学生である富田悠太(チェリーTC)が挑戦者の強みを発揮し積極的にネットへ出ていき、3勝で1位通過。1勝1敗同士で戦った服部怜矢(ノアTA垂水)と三城貴雅(荏原SSC)は、長いラリー戦を三城が制し、2位で決勝トーナメントへ進出した。
【コメント】
決勝トーナメント進出 松岡隼(Aグループ1位)
3試合とも競ってしまったのですが、最終的に全部勝つことが良かったと思う。いいプレーはできていたと思うので、コーチと相談しながら組み立てていきたい。今日まくられしまったことを教訓に明日は勝てればと思います。
決勝トーナメント進出 大岐優斗(Aグループ2位)
いつもの自分のテニスができて緊張もなく、サーブとフォアで押し込めた。とても良かった。優勝を狙って戦っているので、明日も頑張りたい。
決勝トーナメント進出 富田悠太(Bグループ1位)
自分だけ中学生というなか、年上の選手に自分から積極的にチャレンジしたのがこの結果に繋がっていると思います。コートが速いのでサーブで形を作れたと思う。明日は強い選手ばかりだと思うので、攻めるところは攻め、落ち着いて冷静にポイントを取っていきたい。
決勝トーナメント進出 三城貴雅(Bグループ2位)
自分の持ち味は粘り強くラリーすることなので、それで勝つことができて良かった。明日は(以前SSCで一緒だった)松岡選手との対戦。ずっと一緒にやっていたし、仲もいいので、お互いいいプレーを出し合えればと思います。
大会の様子は、西岡のYouTubeチャンネルで放送される。
2021年12月12日(日) 10:00〜17:00:試合 17:00〜17:30:表彰式/閉会式
【報奨支援について】
優勝:海外遠征費・キャンプ費などを補助(上限100万円)西岡賞:海外遠征費・キャンプ費などを補助(上限50万円)※西岡が独自の目線で選定。
■Yoshi’s CUP公式サイト:http://yoshihito-nishioka.com/yoshis-cup/