12月18日(土)、センコー潮見テニスコートにて、お笑い芸人、バモス!わたなべが主催する『バモステニスサークル』通称、”バモサー”が開催された。今回10回目を迎えたこのイベントは、毎回国内プロをゲストに迎えて、テニス愛好家との交流を図る。

きっかけはまだプロを呼んでいない頃のテニスの集いだった。「仲良くなった方が別の日に別の場所でテニスをし、輪がどんどん広がっていく。テニスをしたいけど相手がいないという人を減らしたかった」とバモスは振り返る。

そこにゲストとしてプロを呼べば、そのすごさを肌で感じてファンになる。「プロを応援しに大会へ行くきっかけにもなると思いました」

イベントは対象レベルを設けていない。初心者から上級者が集まり、自己申告で各コートへ分かれる。招待するプロは誰でも良いわけではなく、バモス自らが接したり、試合を見ることで、熱いものを感じた選手にオファーを出しているという。

「最初はゲストなしの自分1人だけ。かつ参加費も当時は3千円ほどでした。その後、プロもゲストで来て下さるようになり、メーカーさんのご協力をいただき、試打会も行なったりと、規模が大きくなっていきました。また、プロに来て頂いているのに、参加費が安すぎることにより『プロの価値を下げている』というご指摘を受けました。色々な側面から全ての人に満足していただけているかという自問自答を繰り返したのち、参加費の値上げやイベント使用球にもこだわるようになりました」

故障で戦線離脱している清水綾乃は、愛好家の方との触れ合いでエネルギーをもらったという。写真/伊藤功巳

もちろんプロも、このイベントによって刺激を受けている。今回初めての参加となった清水綾乃は、「イベントはあまり経験がなく不安なところもありましたが、とても楽しかったです。故障もしていたのでこうやってテニス好きの皆さんと交流を図れたことも刺激になりました」とモチベーションの向上に繋がったという。

イベント後にはプロがサインや写真など気軽に応じ、交流することもこのイベントの一つの楽しみだ。一緒にボールを打ったプロと接すれば、自然と応援したくなるという相乗効果がある。

今後も新しい仲間の開拓の場や、交流の場として継続していくことを考えているが、現状の形だけではなく、もっと気軽な形の『バモサーlite』や、テニス未経験の方も楽しめるPlay&Stayを活用した公園等での青空テニスなども考えているそうだ。

一人で全て取りまとめているため、コートに立つ時間も少ないが、今後はそういった協力もあおぎたいとのこと。写真/伊藤功巳

プロへのオファーから、内容、集金や仕切りまで、バモスが一人で行っており、コートでボールを打つ時間は少ない現状だ。それでも「テニスの輪が広がって行く事がモチベーションです」と言う。

すでに1月の開催も決定し、募集も開始している。バモサーだからこそ生まれるアットホームなテニスの交流は、今後も続く。

じゃんけん大会やサイン、写真撮影など、プロと交流できる貴重な機会。写真/伊藤功巳
この日、参加したプロたち。左から清水綾乃、細木祐佳、尾関彩花、力石優衣、吉富愛子、写真/伊藤功巳

 

バモス!わたなべのツイッター

1月の開催告知

 

 

 

取材/保坂明美 写真/伊藤功巳