『第36回テニス日本リーグ』の決勝トーナメントが東京体育館にて開催され、初日となる2月18日(金)は、男子準々決勝4試合、女子準々決勝2試合が行われた。

決勝トーナメント結果&対戦表

男子ブルーブロック1位通過の三菱電機ノアインドアステージは、S2で初戦に登場した三菱の髙橋悠介が、ノアの渡邉聖太にファイナルセット・マッチタイブレークに持ち込まれるも、10-8で薄氷を踏む勝利。S1の清水悠太が6−3、6−2で市川泰誠を下し、先に2勝を挙げ、勝利を決めた。

三菱電機の髙橋悠介は、ノアインドアステージの渡邉聖太の勢いに押されるも、マッチタイブレークを10-8でものにした。

連覇を目指す橋本総業HDは、S2の伊藤竜馬、S1の中川直樹が、それぞれストレートで楠原悠介、片山翔を退け、伊予銀行を下す。これにより、準決勝で、前回の決勝カードである三菱電機と橋本総業HDの対戦が確定した。お互いシングルスが厚いチームだけに、勝敗はどちらに転ぶか予想できない。1−1でダブルスにかかることも予想される。

橋本総業・伊藤竜馬vs伊予銀行・楠原悠介のダイジェスト動画

レッドブロック1位のマイシン(旧あきやま病院)とエキスパートパワーシズオカの対戦は、シングルスで1−1となり、ダブルスに勝敗がかかる。この日本リーグからペアを組んだ河内一真と川上倫平が、ベテランの妙技を見せる野口正勝・長尾克己をストレートで倒し準決勝へ進出した。

マイシンの熊坂拓哉はEPSの菊池玄吾に勝ち、未だ負け無しの強さ。

イカイはS1の今井慎太郎が、レック興発の関口周一にセットダウンを許すも、10ポイントタイブレークを制す。S2の徳田廉大、Dの小ノ澤新・柚木武も勝利し、3戦全勝で準決勝へ。マイシンと対戦する。

イカイの今井慎太郎は、関口周一とのマッチタイブレークを制した。

女子は橋本総業HD明治安田生命が準決勝へ進出。それぞれ島津製作所、ノアインドアステージと対戦する。事実上の決勝とも言える島津と橋本との対戦は、熾烈を極めることだろう。

橋本総業S2の小堀桃子は、6-0,6-0で九州電力の今村凪沙に勝利。

橋本総業・秋田史帆vs九州電力・宮原三奈のダイジェスト動画

なお、決勝トーナメントは無観客での試合となる。各コートの試合は、下記より生配信される。

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構成/Tennis.jp  写真/伊藤功巳