6日、女子テニスツアーの12万5000ドルシリーズである台北WTA女子オープンはシングルス1回戦が行われ、第7シードの土居美咲(22歳)がジュリア・グルシュコ(23歳、イスラエル)に6-2、6-0のストレートで快勝、2回戦に進出した。
世界ランク89位の土居は、第1セットで1度だけ同ランク91位のグルシュコにブレークを許したが、第2セットはベーグルで圧倒、わずか52分で初戦突破を決めている。
第1シードのクルム伊達公子もこの日のシングルスに登場したが、予選を勝ち上がってきた世界ランク254位のバレリア・ソロヴィエワ(21歳、ロシア)に2-6、6-2、4-6のフルセットで競り負け、2大会連続での初戦敗退となった。クルム伊達はファイナルセット4-2とリードしていたが、そこから4ゲームを連取されていた。
自分の倍以上の年齢であるクルム伊達から金星をあげたソロヴィエワは「彼女はベストのプレーではなかった」とクルム伊達を気遣いつつも、「ツアーで最も経験を積んでいる選手に勝てて、興奮している」と勝利の喜びを語っている。
第4シードの森田あゆみはヤロスラワ・シュウェドワ(26歳、カザフスタン)に6-3、6-7(3)、3-6の逆転で敗れている。先週出場した南京女子オープンでは決勝に進出していた森田。この日は第2セットで3本あったマッチポイントを取りきることが出来ず、シュウェドワに逆転を許した。
※写真はバックハンドを打つ土居美咲(別大会で撮影)
写真:テニスナビ