6月29日(水)「ウィンブルドン
女子シングルス2回戦で本玉真唯(島津製作所)はフランスのD・パリー(77位)に競り合うが3-6、2-6で敗れた。
厳しい予選3試合を勝ち抜き、4度目の挑戦にして初めてグランドスラム本戦入りを果たした本玉真唯
1回戦は第1セット4-1と本玉がリードしたところで、相手が棄権、グランドスラム初勝利を果たしている。
2回戦で対戦するD・パリーはフランス期待の19歳。
全仏オープンでは昨年のチャンピオンであり第2シードのB・クレイチコバ(チェコ)を1回戦で破る金星をあげ、3回戦まで勝ち進んでいる。
女子では珍しく片手でバックハンドを打つ選手だ。
先にブレークしたが、ブレークバックされる展開。
パリー、5-3のサービング・フォ・ザ・セット、では8度のブレークポイントを握ったが、あと1本が奪えず、3-6でセットを落とす。
第2セッも競り合うが、2-1から2-5に。
パリーのサービング・フォ・ザ・マッチでも15-30と粘ったがストレートで敗れた。

土居美咲 敗退「もう少し時間ください」
頑張って欲しい

2016年のウィンブルドンでベスト16となっている。土居美咲(ミキハウス)。
第33シードの張帥(41位、中国)に対して第1セットでは攻め続けたが、相手の守りを崩せず、4-6、0-6と悔しいストレート負けを喫した。
「ここ何大会か勝利から遠のいていてもどかしい日々を過ごしています。
見守っていただけると嬉しいです😊」土居美咲

西岡良仁
ダニエル太郎敗れる

昨年のウィンブルドン1回戦ではJ・イズナー(アメリカ)を7-6 (5)、2-6、6-3、6-7 (3)、6-4のフルセットに及ぶ激戦の末に破り、自身初の2回戦に駒を進めた西岡良仁(ミキハウス)だったが、
世界ランク48位のE・ルースブオリ(フィンランド)に2-6、2-6、6-4、4-6で敗れた。

ダニエル太郎(エイブル)は第31シードのS・バエス(35位、アルゼンチン)に、4-6、4-6、5-7のストレートで敗れウィンブルドン初勝利とはならなかった。
バエスは今年4月のATP250エストリル大会でツアー初優勝を果たしている。

錦織圭(ユニクロ)と大坂なおみ(フリー)は欠場。

柴原瑛菜組、青山修子組
共に勝利 16強

女子ダブルスでは、第5シードの柴原瑛菜(橋本総業)/ムハンマド(米国)組、第8シードの青山修子(近藤乳業)/チャン(台湾)組は共に1,2回戦に勝利、16強になっている。加藤未唯(ザイマックス)組は惜敗。土居美咲/二宮真琴(エディオン)組は怪我でプルアウトした。(女子ダブルスドロー

本玉真唯 ジャイミ比嘉コーチ

記事:塚越亘/塚越景子/協力:大坪宏寿Marty Otsubo photo/取材協力/伊澤 啓