1月16日(木)オーストラリアン・オープン4日目、錦織圭の2回戦が行われ錦織はセルビアのD・ラジョビッチ(予選勝者、世界ランク117位)を6-1, 6-1, 7-6 (7-3)のストレートで下し32強となった。試合時間は1時間49分。苦戦した1回戦の3時間41分と比べると約2時間の短縮勝利だ。
1・2セットは錦織の独壇場だった。しかし3セット目入り、暑さもあり、「もうろうとしてきて、気持ちを集中するのが大変だった。」と言う。今日は気温が42度を越え、ヒートポリシーで多くの試合が午後の2時ごろから夕方6時まで中断される程の暑さ、「熱さ」と書いた方が適切と思える気象の中の戦いだった。
勝った錦織は3回戦でD・ヤング(アメリカ)と対戦する。
それに勝つと4回戦では第1シード、世界NO.1のR・ナダル(スペイン)と対戦する可能性が高い。

<2回戦>
〇16)錦織圭 61 61 76(3) ●D.Lajovic(SRB)

ラジョビッチのサーブで始まる。

サービス・エース、センターに3つ!これにはビックリ。
これは是非とも警戒したい。(錦織0-1)

錦織は後ろからフォア逆クロスウィナー!(1-1)

ラジョビッチの第3ゲーム、
3つのフォアウィナーで2-1とブレークアップ。
セカンドを上から叩いていく攻撃が効いている。

錦織の第4ゲーム、
錦織のフォア逆クロスウィナー。
ベースラインから無理せず、ウィナーを取れるのが強み!
ラジョビッチもすぐにフォアスライスのディフェンスになってしまう。
それだけいきなり左右に振られてしまう。錦織がゲームを支配している。
3-1とキープ。

ラジョビッチの2つのダブルフォルトで4-1ブレーク。
錦織の攻撃に知らず知らずのうちにプレッシャーがかかってしまうからだろう。
錦織の186キロサービスワイドエースで5-1キープ。

最後はラジョビッチのフォアがガシャ。完全に振り遅れだ。
6-1錦織が先取。24分。快調だ。

第2セット

錦織の第1ゲーム、
サービスワイドで崩して、フォアダウンザラインウィナー。
1-0とキープ。

ラジョビッチの第2ゲーム。
錦織のバックダウンザラインウィナー。
相手に考えさせる暇を与えない。フォアだけでなくバックもすごい!安定感抜群。
早々とブレーク、2-0。

錦織の第3ゲーム、
錦織のフォア、ダウン・ザ・ラインへドロップショットウィナー。
余裕がありすぎて、観客を楽しませるために打ったようなショットに見える!すごい!
3-0。

1つ1つのショットのレベルがまるで違う。まるで違う次元に見える。

錦織の第5ゲーム、
このゲームがこのセットの唯一のピンチ。
3回のデュース。1つブレーク・ポイントを握られる。
ファーストで逃れるが、少し危なかった。キープし、4-1。

最後は錦織のバックダウンザラインボレーウィナー。
また、ネットで楽しませてくれる。
ただ、ポイントを取るだけでないのだ。
6-1で第2セットも25分。

ここまで強い錦織が出ている。見せつけている!

第3セット

ラジョビッチの第3ゲーム、1つブレーク・ポイントがあったが。
ワイドにスピンサービスで跳ねさせる。これをガシャしてしまう。
速いサービスでなく、ペースを変えてきた。少し相手も考えてきたようだ。

この後、なかなか簡単にブレークができない。
ラジョビッチはネットの上を大きく使ってきた。
ムーンボールの速いので、深く打ってきた。
これに錦織は低く攻めてネットにかかることが多くなってきた感じ。暑さもあるのか?

3-4で錦織の第8ゲーム、
0-40とピンチ!
2本返すが、錦織のバックのダウン・ザ・ラインがサイドにギリギリアウト。
3-5とブレークダウン。まずい!

ラジョビッチの第9ゲーム、
錦織のフォアダウンザラインからバックドロップウィナー。
ラブでブレーク、4-5。もっと早くやってくれ~!

錦織の189キロサービスセンターエースで5-5。

6-6のタイブレーク

錦織のバッククロス、トップスピンロブウィナーで2-1。
素晴らしい!良く見ている。

6-2のマッチポイント、
1つは取られたが、最後は錦織の回り込みフォアダウンザラインウィナーを決め、7-3でようやく勝利。

1時間49分。良かったよ。この暑さでもう1セットはきつい!

その後凄い暑さのためにヒートポリシーが発動、試合は中断、結局18時まで試合は延期された。

錦織のインタビュー
「1回戦の時より今日の方が暑かった。
第3セットは特に暑さがグッときた感じできつかった。3セットで勝てて良かった。

3時間半やったのにそんなに疲れていない。体が強くなったのか?
縺れて、4セット、5セットやっていたら、辛かっただろう。
このぐらい暑くなると、最初は頭がもうろうとして、集中力が失われ、痙攣がくる。

相手のプレーはクレーコートのようなスピンを打ってくると聞いていたので、中に入って相手に時間を与えずに行こうと思っていた。
良いスタートを切れた。

第3セットは相手もいいプレーをしてきた。
自分の集中力の判断ができなくて競ってしまった。」

「マイケル・チャンに会うまではどういうコーチングをするのか?心配だったけど、やっているうちにすぐに良くなった。
彼のアドバイスは1つ1つプロフェッショナルで尊敬できるところばかりで、性格も真面目。
怖いことはないけど、彼の言っていることができなくて自分にイライラすることがたまにある。
難しいけどこれができれば強くなると思う。いい感じです。」

大会データー:2014オーストラリアン・オープン
会場:メルボルンパーク
メルボルン現地時刻(時差は+2時間)
本戦:1/14 – 1/27, 2013
予選:1/09 – 1/12, 2013

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<3回戦>
16)錦織圭 vs D・ヤング(アメリカ)

<2回戦>
〇16)錦織圭 61 61 76(3) ●D.Lajovic(SRB)

<1回戦>
〇16)錦織圭 63 57 62 46 62 ●M.Matosevic(AUS)
男子ドロー
男子予選ドロー

錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ24歳

(レポート 森下 泰&塚越 亘 CanonEos7D テニスジャパン)