石黒賢が3月7日、「WOWOWテニスグランドスラム4大会放送モニカ・セレス来日記者会見」にモニカ・セレス出席。その際、熱くテニスを語ってくれた。
石黒賢は、「2008ウィンブルドンテニス スペシャルナビゲーター」の肩書を持つ。父親が元デビスカップ代表選手というだけで起用された思うなかれ!石黒賢は、テニスを愛している。
止まらないほど、熱い思い
(以下、要点を抜き出し。語りの順序が前後しているところなどもあり)
「父がプロテニスプレーヤーだったこともあり、私自身、テニス選手を目指していただ時期もあった。」
「いつもとは違ったものをお届けしたい。インサイドウィンブルドンというのか、そういうものを伝えられたらと思っています」
このあたりは、ある程度予想できるなどコメント。
コアなテニスファンであるテニスナビを見て下さる皆さんにお伝えしたいのはここから。
「モニカ・セレスさんは、ここにいらっしゃる方々はご存知かと思いますが、両方両手でプレーするんですね。当時、そういう選手を見たのは初めてでした。」
そして立ち上がり、
「両手だと守備範囲が狭くなるんです。だからよりたくさん、速く動かないといけないんですね。」
などと、身振り手振りで説明。
「彼女のプレーは気迫あふれるものがあります。なんというんでしょう。…、打つ時も声を出しながらボールを打って…」
ここで隣のモニカ・セレスは爆笑。
「こういうことを皆さんにお伝えしたいですね。今言ってしまいましたけど…」
記者団爆笑。
話している内容に新しさがあるとかないとかではなく、彼が夢中になってテニスを語る姿が非常に温かく感じるものであった。
会見後、記者の質問時間がほとんど取れなかったのだが、正直、彼のトークの長さが原因なのではと思えなくもないが、聞いていてまったく飽きないほど素敵なコメントであった。テニスファンとして、彼の起用は至極納得。今年のウィンブルドン、石黒賢のナビゲーションが楽しみだ!
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テニスナビ記者Y