9日、女子テニスツアーのBNPパリバ・オープンはダブルス2回戦が行われ、クルム伊達公子(43歳)/バルボラ・ストリコバ(27歳、チェコ)組がクリスティナ・マダナビッチ(20歳、フランス)/フラビア・ペンネッタ(32歳、イタリア)組を6-7(5)、6-2、[10-5]の逆転で撃破、ベスト8に進出した。

お互いに1度ずつのブレークで突入した第1セットのタイブレークを落としたクルム伊達ペアであったが、第2セットを2度のブレークで奪い返すと、その勢いのままスーパータイブレークを制し、1時間45分で準々決勝への切符を手に入れた。

クルム伊達とストリコバはダブルスのペアを組むのは、今大会が初めて。1回戦では第6シードに競り勝っていた。

一方、日本勢として唯一、今大会のシングルスに出場していた奈良くるみ(22歳)は、2回戦で第6シードのシモナ・ハレプ(22歳、ルーマニア)に2-6、2-6のストレートで敗退している。