4月4日(火)、公益財団法人 吉田記念テニス研修センター(TTC)において、男女共催のITF大会(2万5000ドル)、『かしわ国際オープンテニストーナメント』の本戦がスタートした。

4年ぶりの男女同時開催となる今大会、コート上ではレベルの高い試合が繰り広げられている。

男子の第1シードは、スー・ユーシャオ(台湾・206位)、第2シードは島袋将(有沢製作所・240位)、第3シードに清水悠太(三菱電機・242位)と、全仏の予選に向けて、少しでもランキングを上げておきたい選手が名を連ねている。第4シードとして入っていた内山靖崇(積水化学工業・279 位)は、前週の筑波で痛めた背中の故障が回復せずにウィズドローし、田島尚輝(やまやコミュニケーションズ・1360位)がその枠に入った。

本戦初日は、高橋悠介(三菱電機・707位)が、齋藤惠佑(富士住建・712位)とフルセットの接戦を制して2回戦へ進出。次は同じ三菱電機所属の清水と対戦する。

高橋悠介

女子は第1シードにチャン・スジョン(韓国・119位)、第2シードに日比野菜緒(ブラス・137位)、第3シード、プリシラ・ホン(オーストラリア・158位)、第4シードにハン・ナレ(韓国・183位)と、100位台の選手が顔を揃える。

この日は日比野が同期の加治遥(島津製作所・298位)と対戦し、6−2、6−3で勝利し、2回戦へ駒を進めた。

5日は、男女シングルス、ダブルスの1回戦24試合が6面で展開される。

5日のオーダー・オブ・プレー

大会公式サイト

取材・写真/保坂明美