テニスの強豪・柳川高校に2面の室内ハードコートが誕生した。橋本総業ホールディングスによる建設で、今後カメラを設置し、AI技術でテニスを解析していくとのこと。
6月11日(日)には、完成記念式典が開催され、柳川高校・古賀賢校長と、弊社社長・橋本政昭がコートの使い初めとなるラリーを行った。
式典には、柳川市市長・金子健次氏、日本テニス協会・福井烈氏らがご来賓として、また、柳川高校OB、現役テニス部員合わせて約160名が出席。
同校OBでもある福井氏は「私もこのコートで這いつくばって練習しました。人生で一番長くコートにいて、一番多くボールを打ったのが柳川高校の3年間です。この3年が貴重で大事だったということは、卒業して改めて感じました。(現役選手は)この環境は普通ではない、当たり前ではないと感謝して、テニスに取り組んでください。一球を無駄にせず、一生懸命取り組んで行けば、夢は叶うと思います」と自身の経験も交えつつ、激励の言葉を送った。
この施設完成により、同校テニス部は雨による影響を受けず、1年を通して練習することが可能となり、昨年からのインターハイ2連覇に向けて、ますます気合が入りそうだ。
そして、室内コートの完成を記念し、6月10、11日の2日間で、完成記念大会が開催された。
橋本総業HD、実業団OB、柳川高校OB、九州地区大学選抜チーム、柳川高校現役テニス部の5チームで行われた団体戦で、中川直樹、福田創楽といった海外留学経験のあるプロ選手を擁する橋本総業HDテニスチームが優勝を収めたが、準決勝で対戦した現役柳川高校テニス部のメンバーにとっては、良い経験となったに違いない。
九州のジュニア選手を対象としたクリニックや、エキジビションマッチも行われ、新設コートに花を添える賑やかなイベントとなったようだ。
素材提供/橋本総業ホールディングス