6月13日、ツアー下部大会、プエルトリコ・チャレンジャーで錦織圭(ユニクロ)は世界ランク333位のC・ランモ(アメリカ)を6-2、6-4のストレートで破り、復帰戦を勝利で飾った。
錦織は2021年10月アメリカで行われたATP1000インディアンウェルズの2回戦で敗れて以来公式戦から離れており、今大会は約1年8ヶ月ぶりの勝利。
勝利した錦織は2回戦で第7シードのM・クルーガー(アメリカ、29歳、最高ランキング135位)と6月15日に対戦する。(12時開始の第5試合なので日本時間では16日の朝8時ごろ)
試合前は色々考えたが全く思い出せない
正直なところ静かにやらせて欲しかった
錦織らしい正直でちょっととぼけた試合後のインタビューの言葉だ。
錦織圭が2021年10月のATP1000インディアンウエールズ大会以来、1年8ヶ月ぶりに実戦に臨んだ。
2023年6月13日プエルトリコ19時半、日本時間14日朝8時半。
清潔感のある白のウェアー、ウィンブルドンのセンターコートに登場するような出で立ちでセンターコートに入ってきた。
試合が始まる。
いきなりフォアのリターン・エースを決める。
動きが良い。
テニスの質も高い。
15でブレーク。
次のサーブは0でキープ、2-0。
第7ゲームも3回のデュースの末にブレーク5-2。
第1セットは6-2で取る。
第2セット
第3ゲーム、5回のデュースの末にトップスピンロブを決め2-1とブレーク。
第5ゲームも4回のデュース、ブレーク・チャンスが何度もあったがキープされる。
第2セットもここまで快調だったが、久しぶりの実戦で精神的な疲れもあるのか、
第6ゲームのサーブを落とし、3-3となる。
相手もリードを意識したのか第9ゲームを落とした。
錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
簡単には勝たせてくれない。デュースに持ち込まれブレーク・ポイントも握られた。
しかし最後は勇気あるサーブ&ボレーを決め勝利を掴んだ。
試合後インタビュー
錦織の1回戦 ノーカットで視聴したい人はここ (1時間45分)
公式HP: Caribbean Open
06/12 - 06/18 2023
プエルトリコ現地時刻(時差-13)
オーダー・オブ・プレー
錦織圭、清水悠太本戦 上杉海斗予選出場
本戦ドロー
ダブルスには松井俊英/上杉海斗組8強
ダブルスドロー
チャレンジャーの試合はATPのサイト内にある、「ATPチャレンジャーTV」で生視聴可能だ。
見逃した場合はATPチャレンジャー内の「RESULTSのページ」、各対戦のTVマークをクリックすると視聴可能。あるいは、ここ2023 カルビアン・オープン をクリックすると予選から本戦まで全ての試合が再視聴可能だ。
錦織の試合はWOWOWでも生放送
1回戦勝利で錦織は7ポイント獲得、世界ランキング1200位内に復帰。
8強になると16ポイントで900位内
4強30ポイント、700位代
準優勝50ポイント、600位代
優勝75ポイント、500位代になる。
記事:塚越亘/塚越景子 photo 錦織圭 Twitter