6月16日、ツアー下部大会、プエルトリコ・チャレンジャー錦織圭(ユニクロ)の準々決勝が行われ、錦織は世界ランク254位のアダム・ウォルトン(オーストラリア、24歳)を6-4、6-2のストレートで破り、約1年8ヶ月ぶりの復帰戦で3連勝、準決勝進出を決めた。
勝利した錦織は準決勝で世界ランク423位のグスタボ・ハイデ(ブラジル)と対戦する。ハイデは予選を勝ち上がり準々決勝では元世界ランク17位のB・トミック(オーストラリア)を7-6(2) 6-7(5) 6-1 で破っている21歳だ。
準決勝は6月17日19時以降(日本時間18日朝8時)
ダブルスでは松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND GROUP)/上杉海斗(江崎グリコ)組が見事決勝進出。ダブルス決勝はシングルス準決勝の前、15時から行われる。

錦織圭4強決めた!!! 暫定731位
もう帰りたい

【準々決勝】
◎錦織圭 6-4 6-2 ●アダム・ウォルトン(豪)

復帰から試合を重ねるごとに錦織のプレーは余裕さえあるように見えた。
しかし本人は
「『勝ちたい』っていう気持ち、
違う緊張感が出てきてしまった。
そこらへんの気持ちの動揺が、試合に出ちゃったかなと思う」
試合を重ねるごとに、試合勘を取り戻してきている錦織圭。

4強 インタビュー「もう帰りたい」(約3分)
準々決勝ウォルトン戦(1分)

準々決勝ノーカットで視聴したい人はここ(約1時間半)

【2回戦】
◎錦織圭 4-6 6-3 6-2 ●ミッチェル・クルーガー(米国)

13日の1回戦で2021年10月のATP1000インディアンウエールズ大会以来、1年8ヶ月ぶりの復帰戦を勝利で飾った錦織。
2回戦はいきなりサーブを2度落とし、0-3とピンチ。
心配させたが、徐々にクルーガーのプレーに慣れ、読んでくると自力を発揮2時間半で逆転勝利した。
「こういう試合が必要。
グランドスラムの準決勝が終わったかな?ぐらいの疲れはあるけど、
勝てて良かった。
後半はやりたいプレーもできたし、やりたい放題でした。
次の試合もよりそっとしておいてもらえるとうれしいです(笑い)」。

8強進決めた インタビュー(3分)

M・クルガ戦 ハイライト動画(1分)
ノーカットで視聴したい人はここ (1時間45分)

プエルトリコ チャレンジャー
公式HP: Caribbean Open
06/12 - 06/18 2023
プエルトリコ現地時刻(時差-13)

オーダー・オブ・プレー

錦織圭、清水悠太本戦 上杉海斗予選出場
本戦ドロー

ダブルス 松井俊英/上杉海斗組 決勝進出
ダブルスドロー
決勝進出決めた松井俊英/上杉海斗組

チャレンジャーの試合はATPのサイト内にある、「ATPチャレンジャーTV」で生視聴可能だ。
見逃した場合はATPチャレンジャー内の「RESULTSのページ」、各対戦のTVマークをクリックすると視聴可能。
ダブルスも視聴可能なので、松井俊英/上杉海斗組の試合見逃したらここ「ダブルス RESULTS」 をクリックすると全ての試合が再視聴可能だ。
錦織の試合はWOWOWでも生放送

錦織は1回戦勝利し7ポイント獲得、世界ランキング1200位内に復活
8強 16ポイント =>895位
4強 30ポイント =>731位
準優勝50ポイント、600位代
優勝75ポイントすると500位代に復帰。

試合に備え練習の錦織圭、松井俊英、上杉海斗

記事:塚越亘/塚越景子 photo 松井俊英