6月29日、「ウィンブルドン」のシングルス予選決勝が行われ、島袋将(有沢製作所)と望月慎太郎(IMG アカデミー)が見事に予選を突破し、初のグランドスラム大会本戦入りを決めた。
島袋は全仏オープン予選出場を目指しパリに行ったが、2アウト(ウェイテングリスト2番目)で出られず悔しい思いをしている。このウィンブルドンがグランドスラム大会初挑戦だった。
見事予選突破の島袋(162位)は最高ランキング3位になったことのある第21シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)に挑戦する。
ダニエル太郎(エイブル)と綿貫陽介(フリー)は予選決勝で敗れたものの、ラッキールーザーで本戦入りを果たした。
その結果、男子は第24シードの西岡良仁(ミキハウス)を加え5人がウィンブルドン本戦でプレーする。
女子では日比野菜緒(ブラス)が予選決勝で敗れたがラッキールーザーで本戦入りした。
西岡良仁 第24シード 初日登場
島袋将 ディミトロフと対戦
【男子1回戦】
24]西岡良仁 vs DE・ガラン(コロンビア,最高67位)
Q]島袋将 vs 21]G・ディミトロフ(ブルガリア,最高3位)
Q]望月慎太郎 vs 16]T・ポール(アメリカ,最高15位)
LL]ダニエル太郎 vs 32]B・シェルトン(アメリカ,最高35位)
LL]綿貫陽介 vs M・ヒュスラー(スイス, 83位)
【女子1回戦】
LL]日比野菜緒 vs A・コルネ(フランス,最高11位)
ウィンブルドン初日のセンターコートのオープニング試合では前年度の男子チャンピオンが登場するのが伝統だ。
昨年の男子チャンピオンはジョコビッチ。ジョコビッチは第2シードでボトムハーフにいる。
西岡はジョコビッチと同じボトムハーフなので、ウィンブルドン初日に入るだろう。
女子の昨年のチャンピオンはルバキナ(カザフスタン)。
女子チャンピオンは二日目のセンターコートの最初の試合に入る。
天気が荒れなければ、初日日本人プレーヤーの試合は西岡だけ。
二日目には残りの島袋、望月、ダニエル、綿貫、日比野の試合が入りそうだ。
賞金総額:£44,700,000(82億円)
優勝賞金:£2,350,000(4億3000万円)
1回戦:£55,000(1000万円)
予選1回戦:£12,750(250万円)
賞金ブレークダウン
1968年オープン化以降の賞金の推移
本戦予選共に128ドロー
予選:6/26 – 6/29
本戦:7/03 – 7/16 2023
ロンドン現地時刻(時差-8時間)
ウィンブルドン天気
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
男子シングルス本戦ドロー
本戦ドローATP版
ダニエル太郎、綿貫陽介、内田海智、島袋将、望月慎太郎、野口莉央、内山靖崇の7人が挑戦した
予選ドロー
女子シングルス本戦ドロー
女子は日比野菜緒、内島萌夏、坂詰姫野、本玉真唯の4人が挑戦した
女子・予選ドロー
【日本男子ランキング】
全日本人 ATPランキング(2023/6/26付け)
毎日更新: 最新男子ATPランキング(非公認だが正確)
【日本女子ランキング】
WTAランキング
毎日更新: 最新女子WTAランキング(非公認だが正確)
記事:塚越亘/塚越景子協力:大坪宏寿M.Otsubo photo提供/島袋将