24日、テニスのグランドスラムであるウィンブルドンは男子シングルス1回戦が行われ、予選を突破して2年ぶりの本戦出場となった伊藤竜馬(26歳)はシモーネ・ボレリ(28歳、イタリア)に5-7、6-7(3)、6-3、6-7(5)と、2時間59分の接戦の末に敗れ、自身初となる聖地での初戦突破はならなかった。

対戦相手のボレリは元トップ50ながらも現在は世界ランク132位で、今大会は伊藤と同じく予選を突破して本戦に出場となっていた。この日の対戦では、第1セットと第2セットを接戦で落とした伊藤が、第3セットでは7本のブレークピンチを切り抜ける我慢のテニスで奪い返すも、この試合2度目となった第4セットのタイブレークで競り負けた。