カナダのグランビーで行われているチャレンジャー大会、グランビー・チャレンジャー(5万ドル、ハード)。18日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク164位、第3シード守屋宏紀(23歳) は、ジェームズ・マギー(27歳、アイルランド)と対戦し6-2、5-7、6-3のフルセットの末に勝利し決勝進出を果たした。
守屋は、15本のサービスエースを奪われるも、セカンドサービスでは55%もの確率でポイントを奪い、6度のブレイクを果たして接戦に勝利した。試合時間は2時間21分。決勝では世界ランク500位のファブリス・マーティン(27歳、フランス)と対戦する。
守屋はATPツアー初勝利、2回戦で第1シードのティプサレビッチに4-6、4-6の接戦で敗退後、「自分のプレースタイルをこの相手に対しても、しっかりとできたことは、今後に向けての大きな自信になります。」
「今大会は初のツアー本戦、ツアー勝利になりましたが、ここで得たものをしっかりと次に繋げていきるようにしたいです。正しく考えて、また努力を積み重ねていきたいと思います」とブログにて綴っているが、チャレンジャー4度目の決勝進出で過去の経験を生かし優勝を目指す。
記事:長嶋秀和