12日、米国シンシナティで行われているウエスタン&サザン・オープン、男女のシングルス1回戦などが行われ、世界ランク34位、奈良くるみ(22歳)が同ランク157位のロミーナ・オプランディ(28歳、スイス)と対戦し6-0、6-2で快勝し2回戦進出を果たした。

奈良は、79%の確率でファーストサービスを決め、相手のセカンドサービスでは83%の確率でポイントを奪うなど6度のブレイクを決めて試合時間47分で快勝した。2回戦で、第4シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)に挑戦する。

奈良は先月のシティ・オープンにおいて、決勝進出を果たしスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)に敗退も準優勝の活躍を果たしている。

またクルム伊達公子はシングルス予選1回戦でイリナ・カメリア・ベグ(ルーマニア)に6-1、2-6、4-6のフルセットの末に敗退したが、アンドレア・フラバチコバとのペアで出場のダブルス1回戦ではケーシー・デラクア(オーストラリア)/ミルヤナ・ルチッチ・バローニ(クロアチア)ペアと対戦し3-6、6-1、[10-3]の接戦の末に勝利し2回戦進出を果たした。

2回戦では、第3シードのクべタ・ペシュク(チェコ)/カタリナ・スレボトニク(スロベニア)と対戦する。

記事:長嶋秀和