トルコ最大の都市、イスタンブルにて開催のイスタンブル・チャレンジャー(賞金総額7万5千ドル、ハードコート)。12日、男子シングルス準々決勝では、全米オープンで予選を突破し本戦入りを果たした伊藤竜馬がジミー・ワン(台湾)と対戦し3-6、6-1、7-6(3)のフルセットにもつれ込む接戦の末に勝利した。

ワンは、ファーストサービスで取ったポイントの確率は67%、サービスエース3本奪うなど第1セットを6-3先取。第2セットは伊藤が6-1で挽回した。第3セットでは伊藤がァーストサービスで取ったポイントの確率は75%、セカンドサービスでも50%で接戦に勝利した。

また2回戦では、世界ランク167位に上昇した西岡良仁(18歳)は地元の第8シード、世界ランク147位のマルセル・イルハンと対戦し5-7、1-6で敗退した。身長190cmのイルハンは4度のグランドスラム初戦突破の実績を誇る。西岡は、ファーストサービスで取ったポイントの確率は47%にとどまった。

記事:長嶋秀和