9月26日(金)、マレーシア、クアラルンプールで行われているマレーシア・オープン
準々決勝が行われ、錦織圭はオーストラリアのマトセビッチ(29歳、78位)を6-3,6-0のストレートで破り4強となった。
準決勝は33歳のベテラン、57位のニーミネン(フィンランド)と対戦する。

このマレーシアオープン、錦織にとってはUSオープン準優勝後初のツアー、来週29日からは有明で楽天ジャパンオープンに出場する。27日からは予選が始まった。楽天オープン予選ドロー。本戦ドローは27日13時からのドロー抽選会で決まる。果たして錦織の1回戦の対戦相手は誰になるのだろうか?楽天本戦ドロー

<マレーシアオープン準々決勝詳細>
〇1)錦織圭 63 60 ●M.Matosevic(AUS)

マトセビッチのサーブで始まる。

第3ゲーム、マトセビッチのサーブ、錦織はブレーク・チャンスを掴む。
しかし簡単にはブレークさせてくれない。
7回ブレーク・ポイントがあったが、マトセビッチは8回のデュースの末にキープした。

マトセビッチは1回戦で第8シード、オーストラリア期待の若手、ウィンブルドン8強と活躍した19歳N.Kyrgiosに7-6(4),7-6(3)2セット共にタイブレークで競り勝ってきている。
2回戦では添田豪を7-6(5),6-4としぶとい勝負で勝ってきている。
粘っこいタフなプレーヤーだ。

対戦成績は錦織の4勝0敗だがいつも競った試合だ。特に今年の全豪では3時間41分のフルセットだった。

マトセビッチサーブの第5ゲーム、
錦織は鋭角のクロスを決め、
次のポイントはドロップ・ショットを正面に打ち返し、15-40とブレーク・ポイントを掴む。

30-40からフォアクロスのリターン・エース、遂にブレークする。(3-2)

第9ゲーム、
マトセビッチの連続ダブルフォルトで15-40とセットポイントを錦織は掴む。
しかしマトセビッチはデュースに

デュース後のセットポイント、フォアのクロスを決め、錦織は6-3と第1セットを取る。

第2セット

追いつめられながらもバックのダウン・ザ・ラインを決めるなど、第2ゲームをブレークする。(錦織2-0)

第3ゲーム、錦織は初めてブレーク・ポイントを握られるが、サービス・エースを決めてキープ。(錦織3-0)

第4ゲーム、バックのランニングパスをダウン・ザ・ラインに決めブレーク、4-0とする。

最後は攻撃力の違いを見せ、6-0。

強い錦織圭を見せ堂々と4強になった。

大会データー:Malaysian Open
カテゴリー:$1,100,000 ATP Tour250 マレーシアオープン
賞金総額:1億3千万円
優勝賞金:2千万円(250ポイント)
28ドロー、室内ハード
9/22-9/28,2014
会場:Putra Stadium,クアラルンプール、マレーシア
クアラルンプール現地時刻(時差は-1時間、日本の方が1時間進んでいる)
オーダー・オブ・プレーPDF
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<準決勝>
1)錦織圭 vs J.Nieminen(FIN)
2)E.Gulbis(LAT) vs 4)J.Benneteau(FRA)

<準々決勝>
〇1)錦織圭 63 60 ●M.Matosevic(AUS)
〇J.Nieminen(FIN) 63 64 ●7)P.Andujar(ESP)
〇4)J.Benneteau(FRA) 63 67(3) 64 ●5)P.Cuevas(URU)
〇2)E.Gulbis(LAT) 63 75 ●B.Becker(GER)

<2回戦>
〇1)錦織圭 62 63 ●R.RAM(USA)
〇M.Matosevic(AUS) 76(5) 64 ●添田豪

<1回戦>
〇添田豪 62 61 ●竹内研人
I.DODIG(CRO) 76(6) 61 ●守屋弘樹
F.KRAJINOVIC(SRB) 62 64 ●ダニエル太郎
本戦ドローPDF
本戦ドローネット版
ダブルスドロー
仁木拓人、竹内研人、佐藤文平予選決勝ラウンド進出
予選ドロー

錦織圭、クアラルンプール後、来週
9月29日から有明での楽天オープン、その後
10月6日からは上海マスターズ、1週間空き、
10月20日からバレンシア
27日からはパリ・マスターズとほぼ毎週連戦が続き、2014年のツアーが終了する。
今年のツアー成績(レース)でトップ8入りすると錦織の夢の一つ、
11月9日からはATPファイナル出場だ!

錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ 24歳

(記事 テニスジャパン 塚越 亘 写真 Canon Eos7D)