4月4日(金)、有明コロシアムでデ杯ワールドグループ準々決勝、日本対チェコ戦が行われ、日本はシングルスで2敗し、後がなくなった。
デ杯優勝3連覇を狙うチエコに対して、日本は(ワールドグループ制になってから)初の4強入りを狙う。しかしエース錦織圭が怪我、2番手の添田豪は体調不良で出場できない。
そんな中、日本は伊藤竜馬がNO.1プレーヤーとして出場、ツアーベテラン、格上のステバネクに対して第1セットを取り、第2セットもセットポイントを握る健闘。第2試合ではデ杯初出場のダニエル太郎がチェコのNO.1プレーヤーに対して2セツト・ダウンからファイナル・セットに縺れる大接戦を挑んだのだが。結果は2連敗だった。

<第1試合>
●伊藤竜馬 7-6(5) 6-7(5) 1-6 5-7 〇ラデク・ステパネク

第1セットを競り勝った伊藤。
第2セットでは6-5とリードし、ステパネクのサーブで40-0から4ポイント連取、最初のデュース後にセットポイントを掴んだのだがタイブレークに。
タイブレークでも伊藤は5-3とリードしたが、4ポイント連取を許してしまった。

第3セット、0-3となったところで、メディカルタイムをとる。腹痛そして下痢だったらしい。
前週のメキシコ・チャレンジャーから帰国後、微熱があり、体もだるく、体調は万全ではなかったとの事。
3時間53分の激戦の末に惜しくも敗れた。

<第2試合>
●ダニエル太郎 4-6 4-6 6-3 6-4 2-6 〇ルカシュ・ロソル

デ杯初出場のダニエル太郎。21歳
第1、第2セットを落としたが、そこから大挽回を始める。

「こんなに多くの応援は初めて。
応援に後押しされいい試合はできたけど、負けてすごく悔しい」

4月5日(土)ダブルス
伊藤竜馬/内山靖崇 vs ラデク・ステパネク/イジ・ベセリー

フランス地元で2敗。全豪チャンピオン敗るがフェデラーは勝利
<デ杯ワールドグループ準々決勝>
日本0-2チェコ
フランス0-2ドイツ
イタリア1-0英国
スイス1-1カザフスタン
デ杯ドロー

(記事 塚越 亘 写真伊藤功己 TennisJapan テニスジャパン