5日、男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ準々決勝、日本対チェコのダブルスが東京の有明コロシアムで行われ、伊藤竜馬(25歳)/内山靖崇(21歳)組がラデク・ステパネク(35歳、チェコ)/ルカシュ・ロソル(28歳、チェコ)組に4-6、4-6、4-6で敗れ、最終日のシングルスを前に日本の敗退が決まった。

初日のシングルスで2連敗を喫していた日本は、当初の予定通りに伊藤と内山をダブルスに投入。それに対し2勝で優位に立っていたチェコは、シングルス要因だったロソルをダブルスにも起用し、一気に勝負を決めに来た。

この日は会場である有明コロシアムにて天皇、皇后両陛下がご観戦され、日本デビスカップ史上初となる天覧試合となったが、試合は背水の思いで臨む伊藤/内山組に対し、要所要所でポイントを獲得するチェコペアがストレート勝ちを収めた。

今回の対戦で日本はエースである錦織圭(24歳)を怪我で欠き、チームリーダーであった添田豪(29歳)は体調不良のために出場を見合わせていた。一方のチェコは、エースであるトマーシュ・ベルディハ(28歳)を欠いた布陣で臨んでいた。