<img src="https://tennis.jp/wp-
東京、有明テニスの森にて全日本選手権女子シングルス決勝が行われ、第1シード、22歳の江口実沙(北日本物産)が、澤柳瑠子(ミキハウス)と対戦し2-6、6-1、6-3で勝利し初優勝を果たした。
過去の対戦成績は今回の対戦で3勝1敗となった。第1セットは、澤柳が持ち味の多彩な攻撃で0-2から怒涛の6ゲーム連取してセットを奪うが、第2セットからは徐々に江口が強打とフットワークが冴え逆転すると、ファイナルセット序盤では激しいラリーを展開した試合で粘り強さも発揮した江口が逆転で初優勝を果たした。
江口は「第1シードのプレッシャーを感じていたが、勝ててうれしい。第2セットからは、自分から攻めるように心がけた。四大大会の本戦を目指して戦いたい」と話した。
また澤柳は準優勝のスピーチで涙をこらえながら関係者にお礼を伝えるとともに「自信になりました」と話した。ITF2万5千ドル大会で優勝しての全日本テニス選手権参戦だったが、ネットプレー、スライスなど多彩なテニスを披露するプレーぶりは将来が楽しみな選手。
記事:長嶋秀和