愛知県豊田市のスカイホール豊田メインホールで開催されたチャレンジャー大会、ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ2014。シングルス決勝は添田豪(30歳、GODAIテニスカレッジ)と伊藤竜馬(北日本物産)の対戦となり、添田が6-4、7-5で勝利し今大会2度目となる優勝を果たした。
2人は今大会の結果で全豪オープン本戦出場がかかっていた、厳しいプレッシャー中、決勝に進出を果たし世界ランキング94位とした伊藤、100位に上昇させた添田が、全豪オープン本戦出場をほぼ確定させた。
また女子ITFサーキット7万5000ドル大会となる女子シングルス決勝は、第4シードのアンソフィー・メスタフ(ベルギー)に敗退するも青山修子(近藤乳業)が準優勝を果たした。準々決勝で第3シードの土居美咲(ミキハウス)を6-4、6-3、準決勝ではタマリン・タナスガーン(タイ)に6-1T、6-4と勝利する活躍だった。また第2シードのクルム伊達公子(エステティックTBC)はベスト4に進出も、腹筋を痛め途中棄権した。クルム伊達はトップ100に、青山は186位と上昇させた。
また男子ダブルスは松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)/内山靖崇(北日本物産)ペアが優勝、女子ダブルスは穂積絵莉(エモテント)/二宮真琴(橋本総業)ペアが優勝を果たした。
日本男子は、世界ランク5位の錦織圭(日清食品)、伊藤、添田に続いて杉田祐一(三菱電機)、守屋宏紀(北日本物産)、西岡良仁(ヨネックス)と続く。また
女子シングルスでは44位の奈良くるみ(安藤証券)、89位のクルム伊達、土居に続き全日本優勝の江口実沙(北日本物産)穂積絵莉(エモテント)が続いている。