吉村、佐藤

米国・フロリダ州で開催されるジュニア・オレンジボウル国際選手権。過去には2003年に錦織圭が準優勝(男子14歳以下シングルス)、森田あゆみが3位入賞(女子14歳以下シングルス)している今大会は、グランドスラムと並ぶグループAのジュニア大会で、14歳以下、12歳以下の大会として開催される。

今回で第53回目の開催となり、世界中からトップレベルの選手たちが集まる大会です。また、錦織圭選手の拠点で開催される前哨戦のエディーハーでは、佐藤久真莉(CSJ)、ダブルスでは佐藤、武部せな(CSJ)が優勝の快挙、アメリカンカップでは吉村大生(志津テニスクラブ)が優勝の活躍。

吉村大生

ジュニア・オレンジボウルを含む今回のフロリダ遠征に選手を率いている米沢徹コーチから報告では「殆どの選手はベースラインからル下がって甘くなったボールを攻め込むプレーだが、サーブでポイントが取れない日本人にとっては攻め方、守り方の両方で上のレベルに行くことが将来に繋がる」と話している。

現在ジュニア・オレンジボウル大会は3回戦が終わり、14歳以下男子では田島尚輝(TEAM YONEZAWA)、12歳以下女子シングルスの佐藤、武部、男子シングルスの吉村が3回戦を突破し4回戦に進出を果たした。ハードな練習、トレーニングを繰り返しながら試合を回って世界と勝負している選手たちの活躍に期待したい。

第53回 ジュニア・オレンジボウル 公式サイト

記事 長嶋秀和
写真 米沢徹