オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンテニス(賞金$310万ドル:約3億円)。本戦4日目、男女シングルス2回戦が行われ男子シングルスは世界ランク5位、第5シードの錦織圭(25歳、日清食品)は同ランク86位のイワン・ドディグ(30歳、クロアチア)と対戦し4-6、7-5、6-2、7-6(0)の接戦の末に逆転勝ちで3回戦進出を果たした。

16本のサービスエースを決められた錦織圭は、14度のネットプレーを決め、第4セットも先にリードを許す苦しい展開の中で、5度のブレイクに成功し第4セットのタイブレークでは7ポイント連取で集中力を発揮しセットカウント3-1で勝利を掴んだ。

3回戦では前哨戦で勝利しているスティーブ・ジョンソン(米国)と対戦する。

錦織圭の動画

また第15シードのクルム伊達公子(エステティックTBC)はダブルス1回戦でケーシー・デラクア(オーストラリア)ととペアを組み、ウィンブルドン優勝の経験もあるペン・シューアイ(中国)とシュ・イファン(中国)ペアに第1セットを落とし、第2セット0-5から逆転しファイナルタイブレークに勝利し2回戦進出を果たした。総得点では対戦相手が僅か1ポイント多く奪う接戦だった。

また青山修子(近藤乳業)はレナタ・ボラコバ(チェコ)とペアで第12シードのアラ・クドリャフツェワ(ロシア)とアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)のペアに2-6、6-7(5)で敗退、奈良くるみ(安藤証券)はオクサーナ・カラシコワ(グルジア)とのペアでモナ・バートル(ドイツ)とマンディ・ミネラ(ルクセンブルク)ペアに3-6、5-7で敗退し2回戦進出はならなかった。

また世界ランク95位の添田豪(GODAIテニスカレッジ)は2回戦で第31シードのフェルナンド・ベルダスコ(31歳、スペイン)と対戦する。

記事:長嶋秀和