オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンテニス(賞金$310万ドル:約3億円)。本戦3日目、男女シングルス2回戦が行われ男子シングルスは世界ランク3位、第3シードのラファエル・ナダル(28歳、スペイン)が同ランク112位、ティム・スマイチェック(27歳、米国)と対戦し6-2、3-6、6-7(2)、6-3、7-5のフルセットの末に勝利し2回戦に進出を果たした。
15本のサービスエース、64本のウィナーを決めたスマイチェクに対し、7本のダブルフォールトで苦しんだナダルだったが、25度のネットポイントを獲得するなど7度のブレイクを果たしたナダルが僅差で勝利を手にし3回戦進出を果たした。
ファイナルセットの第12ゲーム。ナダルがファーストサービスにおいて観客が声を上げ、ナダルのサービスがフォルトになったが、スマイチェクは、ファーストサービスをやり直しにを主張しナダルはファーストサービスを打ち直た。スポーツマンシップを見せたスマイチェクは惜敗ながら印象的なロングマッチを披露した。
記事:長嶋秀和