男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ。ワールドグループの1回戦で日本はカナダと対戦。会場はカナダ・バンクーバー。
最終日、日本のエースで世界ランク4位、錦織圭(25歳、日清食品)が、同ランク6位のミロシュ・ラオニッチに勝利し2勝2敗のタイに持ち込んだ。

勝負の第5セット、終盤で錦織圭がラオニッチのサービスゲームをブレイクし3-6、6-3、6-4、2-6、6-4で逆転勝ちを決めた。日本チームは最終シングルスに準々決勝進出の望みをつないだ。

最終シングルスの第5試合は伊藤竜馬(26歳、北日本物産)とバセック・ポスピショルの対戦が予定されていたが、デビスカップ最終シングルスを経験したことがある添田豪(30歳、GODAIテニスカレッジ)が代わりに出場することになった。

初日の錦織圭の活躍

デビスカップは初日がシングル2試合、翌日がダブルス、最終日がシングル2試合、5セットマッチで行なわれ、3試合に勝利した国が準々決勝進出となる。またワールドグループの1回戦での勝利は世界ランク40ポイント獲得も出来る。

記事:長嶋秀和