男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ。ワールドグループの1回戦で日本はカナダと対戦。会場はカナダ・バンクーバー。
初日、日本のエースで世界ランク4位、錦織圭(25歳、日清食品)がバセク・ポスピシルに6-4、7-6(5)、6-3で勝利、伊藤竜馬(26歳、北日本物産)が、同ランク6位のミロシュ・ラオニッチに敗退し1勝1敗のタイで迎える2日目のダブルス。
添田豪(30歳、GODAIテニスカレッジ)、内山靖崇(22歳、北日本物産)のペアとカナダのダニエル・ネスター(ダブルス世界5位)とバセック・ポスピショル(ダブルス世界15位)と対戦し5-7、6-2、3-6。6-3、3-6のフルセットの末に惜敗し日本はカナダと1勝2敗となった。試合時間は2時間58分。
勝負の第5セット、終盤で添田のサービスゲームをブレイクしたカナダが準々決勝進出に王手を許し、日本チームは最終日でシングルス2勝が勝ち上がる条件となった。
8日の最終日は、第4試合では錦織圭(25歳、日清食品)とミロシュ・ラオニッチ、第5試合は伊藤竜馬(26歳、北日本物産)バセック・ポスピショルの対戦が予定されている。
初日の錦織圭の活躍
デビスカップは初日がシングル2試合、翌日がダブルス、最終日がシングル2試合、5セットマッチで行なわれ、3試合に勝利した国が準々決勝進出となる。またワールドグループの1回戦での勝利は世界ランク40ポイント獲得も出来る。
記事:長嶋秀和