15日、イタリアのローマで男女同時開催されているBNLイタリア国際のATP1000大会の準々決勝が行われ、第5シードで世界ランク6位の錦織圭(25歳、日清食品)は同ランク1位、ノバク・ジョコビッチ(27歳、セルビア)と対戦し3-6、6-3、1-6のフルセットにもつれ込む接戦の末に惜敗し準決勝進出はならなかった。

第1セットでは序盤にブレイクを許し3-6で落とすが、第2セットでは1度もブレイクピンチを招く事がないプレーでサービスではわずか6点を落とすだけにとどまり、わずか1度のブレイクチャンスを生かしブレイクするとセットを奪い返す展開。

ファイナルセットではファーストサービスが入った時には100%の確率でポイントを奪ったジョコビッチが接戦に勝利した、試合時間は1時間48分。昨年のツアー最終戦ATPツアーファイナルズに続き第3セットで決着。

ジョコビッチは、今季2戦以外はすべての大会で優勝。錦織圭との対戦は4勝2敗となった。昨年11月のATPツアー・ファイナルの準決勝に続き2連勝となった。

記事:長嶋秀和