フランスのパリで開催される全仏オープン(レッドクレー)。31日、男子シングルス4回戦が行われ、世界ランキング5位で第5シードの錦織圭(25歳、日清食品)は同ランク74位のティムラズ・ガバシュビリ(30歳、ロシア)と対戦し6-3、6-4、6-2のストレートで勝利し準々決勝進出を果たした。
1セットも失わず自身初、日本男子82年ぶりのベスト8進出を決めた。重要な場面で最高200kmのサービス、ネットで13本を奪い、5度のブレイクを果たし快勝した。
「ベスト8入る事は目標でした。新しく歴史を作れるのはモチベーションなるのでこれからだと思います」と錦織はコメント。錦織とガバシュビリは通算5度目の対戦で、対戦成績は4勝1敗と錦織がリードを広げた。
記事:長嶋秀和