英国のロンドンで開催されている芝コートの四大大会、ウィンブルドン選手権。1日、女子ダブルス1回戦が行われクルム伊達公子(エステティックTBC)とフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)のペアがクラウディア・ヤンスイグナチク(ポーランド)とアンドレヤ・クレパーチ(スロベニア)ペアと対戦し6-4、6-2で勝利し2回戦に進出を果たした。

2回戦は第1シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)とサーニャ・ミルザ(インド)ペアとの対戦。クルム伊達公子は、ジュニア時代にわずか2度の国際大会出場の1つ、ウィンブルドンでベスト16進出の活躍。翌年から今大会で13度目のウィンブルドン出場。1996年に世界ランク1位シュテフィー・グラフ(ドイツ)にフルセットの惜敗もベスト4の活躍を果たしている。

また今大会のダブルスに出場している土居美咲(ミキハウス)とシュテファニー・フォクト(リヒテンシュタイン)ペア、ウインブルドンのダブルスでベスト4の実績を持つ青山修子(近藤乳業)とレナタ・ボラコバ(チェコ)のペアも惜敗し2回戦進出はならなかった。

記事:長嶋秀和