コロンビアのペレイラにて開催されているデ杯ワールドグループ入れ替え戦の日本対コロンビア戦。20日、最終日はシングルス2試合が行われ、日本は錦織圭(25歳、日清食品)とダニエル太郎(22歳、エイブル)が出場。

第1試合の錦織圭は世界ランク自己最高28位、サンティアゴ・ヒラルド(27歳、コロンビア)と対戦し、6-4、6-2、7-6(3)で勝利し、どちらか1試合でも敗退するとアジア・オセアニアゾーン1部に降格となる瀬戸際での勝利でワールドグループ残留に望みをつないだ。

ファーストサービスが入った時には84%という驚異的な確率でポイントを奪うと、試合を通じて3度のブレイク、フォアハンドのウィナーだけで26本も奪う好調なテニスを展開し快勝した。第2試合ではダニエル太郎とアレハンドロ・ファジャの対戦が予定されている。

日本とコロンビアは2013年のプレーオフで対戦し、大会最終日に錦織圭、添田豪が勝利し、ワールドグループ復帰を果たしている。

デ杯は初日にシングルス2試合、2日目にダブルス、最終日はエース同士のシングルスを含め2試合が行われ、3勝した国が勝利する国別対抗戦となる。

記事:長嶋秀和