東京・有明テニスの森公園で開催されている女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン。24日、シングルス2回戦が行われ、世界ランキング80位の奈良くるみ(23歳、安藤証券)は、同ランク11位で第4シードのカロリナ・プリスコバ(23歳、チェコ)と対戦し2-6、4-6のストレートで敗退し準々決勝進出はならなかった。
試合時間は1時間21分。プリスコバはサービスエース10本、ファーストサービスが入った時には74%の確率でポイントを奪うなど好調なプレーで快勝した。シングルス最高位はシングルス13位、ツアー3勝をあげている。
また1991年生まれの奈良くるみは今大会4年連続5度目の本戦出場で大会初勝利。先週開催されたジャパン女子オープンのダブルス決勝で土居美咲と奈良くるみペアは準優勝、さらに今大会では1回戦で第1シードに勝利する活躍を遂げていたが、準々決勝でカテリナ・ボンダレンコ(29歳、ウクライナ)とチュアン・カイチェン(台湾)組と対戦し3-6、4-6のストレートで敗退しベスト4進出はならなかった。
また準々決勝には プリスコバの他に、アナ・イバノビッチ(27歳、セルビア)、アグニエシュカ・ラドワンスカ(26歳、ポーランド)、ドミニカ・チブルコバ(26歳、スロバキア)が準々決勝進出を果たした。
記事:長嶋秀和