第90回記念大会橋本総業全日本テニス選手権は、東京・有明テニスの森で開催。3日、女子シングルス3回戦が行われ、第10シードの鮎川真奈 (21歳、橋本総業) は第7シードの二宮真琴(21歳、橋本総業) と対戦し7-6(2)、6-3のストレートで勝利し準々決勝進出を果たした。
鮎川真奈と二宮真琴は1994年生まれの同世代で一緒に練習してきたライバルであり友人の間柄。昨年の全日本選手権でベスト4の活躍を果たした鮎川真奈がスコア以上に競った試合を鋭いショットをコーナーに決めて勝利した。
また豪快なフォアハンドが有名な二宮真琴も積極的なネットプレーで何度も攻め込む姿勢で相手にプレッシャーをかけ続けた。現在の日本代表選手である奈良くるみ(23歳、安藤証券)と土居美咲(24歳、ミキハウス)のライバルストーリーを期待したい将来楽しみな2人の試合となった。
鮎川真奈は準々決勝で第15シード、岡田上千晶(29歳、エームサービス)と対戦する。岡田上は川崎光美(テニスユニバース)と対戦し6-1、6-4で勝利し勝ち上がっている。
第90回記念大会 橋本総業 全日本テニス選手権 公式サイト
記事:長嶋秀和
写真:テニスナビ