第90回記念大会橋本総業全日本テニス選手権は、東京・有明テニスの森で開催。8日、男子ダブルス決勝が行われ、綿貫裕介(橋本総業)、綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)の兄弟ペアが、第6シードの佐野紘一(伊予銀行)、小ノ澤新(イカイ)ペアと対戦し6-2、6-1で勝利し初優勝を果たした。
綿貫兄弟ペアは1回戦で第7シードの近藤大生(イカイ)と鈴木貴男(イカイ)ペアに勝利し勢いに乗ると、準々決勝ではデ杯のダブルスで勝利に貢献する内山靖崇(北日本物産)と同じく日本代表の添田豪(GODAIテニスカレッジ)のペアに快勝、準決勝では昨年度優勝の仁木拓人(三菱電機)と吉備雄也(ノア・インドアステージ)ペアに勝利しての優勝となった。
綿貫裕介は公式ブログで 「1週間サポートしてくださった家族・八木コーチ・本城トレーナー・チームの皆、応援に駆けつけてくださった多くの皆様に本当に感謝をしています。90回記念大会並びに所属先の橋本総業様の冠大会で2つの優勝することができて嬉しく思います。今大会に協力してくださいました多くの皆様、本当にありがとうございました。」と喜びの声を伝えている。
3兄弟の長男、綿貫裕介と三男の指導とともに、自らもシングルス本戦の舞台に出場した次男の綿貫敬介、そして三男で、今季ウインブルドンジュニアベスト16の活躍を果たした綿貫陽介と、家族のチームワークを発揮した大会となった。
弟、陽介の指導を携わってきた次男の綿貫敬介は、兄、裕介とのダブルス優勝についてフェイスブックにて「感無量でした。本当におめでとう。最高の兄弟です。」と優勝した兄弟を支えてきた家族として喜びの声を伝えている。
記事:長嶋秀和
写真:Tennis Navi