オーストラリアのメルボルンで開催されているグランドスラム大会の初戦、全豪オープン(ハードコート)。24日、男子シングルス4回戦が行われ、世界ランク7位の錦織圭(26歳、日清食品)は第9シードのジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦し6-4、6-2、6-4で完勝しベスト8進出を果たした。

錦織は、攻撃的なプレーで主導権を奪い、ネットで15ポイント、31本のウィナーを決めるなど対戦相手を圧倒した。5度のブレークとセカンドサービスが入った時に64%の確率でポイント奪うなど安定したテニスを披露し昨年の全仏オープン準々決勝で敗れた相手に雪辱した。

試合後、錦織圭は、「ハイセンスアリーナ(当日並んでも入れるセンターコート、マーガレットコートに続くスタジアム)は非常にファンが多くて嬉しいです。今日の試合は相手の苦手な所をしっかり攻撃出来たのが良かった。1試合1試合に集中して試合している。」コメントしている。

準々決勝戦では世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)とジル・シモン(フランス)の勝者と対戦する。

記事:長嶋秀和