オーストラリアのメルボルンで開催されているグランドスラム大会の初戦、全豪オープン(ハードコート)。26日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク7位の錦織圭(26歳、日清食品)は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)とベスト4進出をかけて対戦し3-6、2-6、4-6のストレートで敗退した。

第1セット第6ゲームで40-0からエラーを連発し5ポイント続けて失い2-4とリードを許すと挽回できずに3-6で落とすとエラーが続き第2セットをダウン。第3セットブレークし2-0とリードを奪うものの、今季開幕戦のドーハ大会で優勝、全豪で5回優勝し、ディフェンディングチャンピオンのジョコビッチが逆転し錦織はベスト4進出はならなかった。

試合後、錦織圭は出だしは凄く良かったけど、第1セットの第6ゲームを落としてミスが増えた。全く相手に関係なく自分のミスだった。少し焦っていたところもある。もうちょっとじっくり攻めるべきだった。どこを攻めたらいいのか試合中に迷うこともある。大事なポイント、ゲームを取らせてくれない。自分の力を全部出せていなかった。悔しい。」とコメントしている。

記事:長嶋秀和