オーストラリアのメルボルンで開催されているグランドスラム大会の初戦、全豪オープン(ハードコート)。28日、男子シングルス準決勝が行われ、2012年のウィンブルドン以来のグランドスラム大会優勝を目指した世界ランク3位、ロジャー・フェデラー(34歳、スイス)は、世界ランク1位、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と決勝進出をかけた対戦は、1-6、2-6、6-3、3-6で敗退した。
試合後、「5セットマッチの試合になっても、問題ない。オフシーズンの練習で、問題なくこなせることを証明した。それらのことから、長いラリーになることについて懸念はない。がっかりしているが、今でもグランドスラムで勝ち進むことができている。良い戦いができているよ。」とコメントしている。
フェデラーは現在、ジョコビッチと親しいイバン・リュビチッチ(クロアチア)をコーチに迎え、37歳で全豪オープン優勝したケン・ローズウォールに迫る活躍を見せた。
またジョコビッチは、4大大会の決勝進出は歴代3位に並ぶ通算19度目。20日に行われる第2シードのアンディ・マリー(英国)と第13シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の準決勝の勝者と決勝で対戦する。
記事:長嶋秀和