米国、カリフォルニア州で行われているBNPパリバ・オープン。17日、準々決勝が行われ、世界ランク6位の錦織圭(26歳、日清食品)はラファエル・ナダル(29歳、スペイン)と対戦し4-6、3-6のストレートで敗退し準決勝進出はならなかった。試合時間は1時間33分。

錦織圭は、試合開始から次々にストロークでエースを量産し第3ゲームで相手のサービスをブレイクしリードを奪う。

しかし毎ゲームブレイクポイントを握るもチャンスを生かす事が出来なかった錦織に対し、ナダルは第6、10ゲームで強いスピンのショットで主導権を握ると強烈なアタックを繰り返すプレーで2度のブレイクを果たして第1セットを先取する。

第2セット、90パーセントの確率でファーストサービスを入れたナダルが終始リードを保ち、ストレートで錦織に勝利した。

錦織は直近2度の対戦では第1セットを先取していた。今回の対戦でも3-1の40-15とブレイクチャンスを握っていたが、ナダルの確率の高いファーストサービスを前にチャンスを掴む事が出来なかった。

記事:長嶋秀和