米国、カリフォルニア州で行われているBNPパリバ・オープン。15日、4回戦が行われ、世界ランク6位の錦織圭(26歳、日清食品)はジョン・イスナー(30歳、米国)と対戦し1-6、7-6(2)、7-6(5)のフルセットの末に勝利した。

錦織圭は、試合を通じてリターンでは前に入って相手のサービスをブロックリターンで返球したり、相手がサービスを打つ直前に極端に下がってキックサービスを返球するなど多彩なリターンでプレッシャーをかけ続けた。

錦織圭は試合後のインタビューで、「タイブレーク2つ取れたのはよかった。第2セットはストロークで無理しすぎないようにした。(ナダル戦は)彼の好きな環境(弾むコート)なのでタフになると思いますが、徐々にリズムをつかみ初めているので楽しみですね。」とコメントしている。

イスナーは試合を通じて1度もサービスのブレークポイントを握られることなく、サービスゲームを1度も落とさずに敗退した。2時間10分の激闘に勝利した。

錦織は、準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。対戦成績は錦織の1勝7敗。

記事:長嶋秀和