山梨県の山梨学院横根テニス場にて開催された甲府国際オープン(賞金総額2.5万ドル大会/ハードコート)。3日、シングルス決勝が行われ、予選から勝ち上がったスザンヌ・セリック(スウェーデン)は第6シードのシュ・リン(中国)と対戦し 7-6(3) 、6-3のストレートで勝利し優勝を果たした。試合時間は1時間51分。
日本人ペア同士の対戦となったダブルス決勝は、青山修子(近藤乳業)と林恵里奈(早稲田大学)ペアが昨年の全日本選手権優勝の久見香奈恵(橋本総業)と高畑寿弥(橋本総業)ペアと対戦し7-5、7-5で勝利し優勝を果たした。
今大会は、橋本総業、ゴールドウィン、エストテニスクラブを初め183社広告協賛、1228口の賛助会員のご協力のもと開催。表彰式には山梨県知事、甲府市長、橋本総業、ゴールドウィン他大勢の来賓が集まった。
全日本選手権の歴代優勝者の穂積絵莉(エモテント)と江口実沙(北日本物産)はシングルスベスト8の活躍を果たした。
大会ディレクターの富岡好平は「今年のトピックスはランキング122位の選手が出場するなど高レベルだったこと、日本含め18ヵ国の選手が来たこと、ウィンブルドンチャンピオンのノボトナ選手の来場、学生によるクラウド・ファンディング、NHKほかテレビでの報道があったことなどあげられます。」と語った。
写真:大会事務局
記事:長嶋秀和