全国小学生テニス

全国小学生テニス選手権大会が、第一生命保険相互会社相娯園総合グラウンドテニスコートにて開催。30日、シングルス決勝が行われ、第1シードの久保杏夏と古賀彩花が決勝で対戦し、ストレートで久保が勝利し優勝を果たした。

全国選抜ジュニアに続いて全国大会2大会連続で優勝を果たした。久保のコーチとして帯同している米沢徹コーチは「日本で数少ないクレーコートで行われる大会。クレーコートのテニスはテニスの質が問われレベルアップには最適なサーフェスだ。球足が遅くラリーが続き易く簡単にはポイントが取れない戦いの中で頭とテクニックを駆使する必要がある。」

「優勝した杏夏は多彩さは相変わらず素晴らしく緩急上手くボールを操っている。一般的にはフラットのボールが多い女子の中で高いボール、スライス、ボレー、スニークインなど相手にリズムを与えないプレーは非凡だ。」と話した。

男子では、全国選抜ジュニア12歳以下の優勝者、第1シードのジョーンズ怜音が準々決勝で6-7 (4)、6-7 (7)の接戦の末に惜敗、決勝では第2シードの中村健太が平川朝陽に勝利して初めての全国大会優勝を果たした。

ジョーンズ怜音

また今大会ではコンソレーションも行われ、準決勝まで勝ち上がったニコラス・ボウルズは小学5年生ながら多彩なテニスを披露した。

ニコラス・ボウルズ

記事:長嶋秀和